Today's Obituary
元中国副首相の谷牧、北京市内で6日死去、95歳。
1914年山東省生まれ。中国成立後の54年政界に進出。75−82年まで副首相を務める。この間78年から改革・開放政策を推進したトウ小平の右腕として日中経済交流を推進した。大平正芳首相(当時)時代の79年に日本の対中ODA導入に貢献した。その後も国務委員、全国人民政治協商会議副主席を歴任。
1914年山東省生まれ。中国成立後の54年政界に進出。75−82年まで副首相を務める。この間78年から改革・開放政策を推進したトウ小平の右腕として日中経済交流を推進した。大平正芳首相(当時)時代の79年に日本の対中ODA導入に貢献した。その後も国務委員、全国人民政治協商会議副主席を歴任。

フランスの社会人類学者・思想家クロード・レビ=ストロース(Claude Lévi-Strauss)、10月31日死去、100歳。
1908年ブリュッセルのユダヤ人家庭に生まれる。パリ大学で法学、哲学を専攻。30−39年までブラジルの大学で教鞭をとり、ボロロ族の現地調査などを行う。39年帰国して西部戦線に従軍。41−44年までナチスの迫害を逃れて米国亡命。音韻論などの構造言語学の方法論を着想し、戦後フランスで実存主義と並ぶ思想的流行となった構造主義思想を開花させる。
49年論文「親族の基本的概念」で構造人類学を樹立した。55年ブラジルでの旅の記録をまとめた「悲しき熱帯」を出版。58年論文「構造人類学」を発表。59年コレージュ・ド・フランス教授に就任。62年論文「野生の思考」を発表し、サルトルの実存主義を強烈に批判した。
73年フランス学界最高権威のアカデミー・フランセーズ正会員に選出された。同年エラスムス賞受賞。
■著作:構造人類学
■著作:野生の思考

スペインの小説家フランシスコ・アヤラ(Francisco Ayala)、マドリッドで3日死去、103歳。
1906年スペインのアンダルシア地方グラナダ生まれ。19歳で最初の小説(Tragicomedia de un hombre sin espíritu)を出版。スペイン内乱の期間、国を離れる。戦後39−50年までアルゼンチンで暮らす。社会学を教えながら小説や文学評論を出版する。50年からプエルトリコに移り、さらに米国に移住し、プリンストン大学やニューヨーク大学などで教鞭をとる。56年約20年ぶりに帰国。独裁が終わったあとの78年最終的に帰国した。
「犬の死」などの小説やエッセーを発表し、独裁を生んだ背景などを小説に描き、ノーベル文学賞候補に何度も取りざたされた。





