政財界から文化・スポーツまで、秀でた功績を残した人々の死亡記事-obituary-で綴るブログ「死亡欄」。(敬称略)
Today's Obituary


画家で陶芸家の与那覇朝大、心不全のため沖縄県西原町の病院で2日死去、74歳。

1933年沖縄県石垣市生まれ。石垣小学校卒。
絵画で71年新美術協会(新人賞)、86年同(光琳賞)、87年同(大賞)などを受賞。陶芸では73年宜野湾市にて開窯。87年現代沖縄陶芸展(金賞)などを受賞。沖縄を代表する画家、陶芸家として活動してきた。

■人気blogランキングへ■



irinabaro0.jpg

ロシア出身のバレリーナで女優のイリナ・バロノワ(Irina Baronova)、オーストラリアのニューサウスウェールズ州バイロン・ベイの自宅で6月28日死去、89歳。

1919年ロシアのサンクト・ペテルブルク生まれ。両親とともにロシアを逃れ、パリで学ぶ。32年13歳のときにバランシン(George Balanchine)に見いだされ、ディアギレフ(Sergei Diaghilev)率いるモンテカルロのバレエ・リュスに参加。ターニャ・リャブシンスカ(Tatiana Riabouchinska)、タマラ・トゥマノワ( Tamara Toumanova)とともに亡命ロシア人の少女たちで構成する「ベビーバレリーナ」として、バレエ・リュスの人気を支えた。

39年米国に渡り、ハリウッド映画に出演。41-42年までプリマとしてアメリカン・バレエ・シアターに参加。その後いくつかのバレエ・カンパニーに所属し、46年引退した。

自伝「Ballet, Life and Love」を出版している。

■人気blogランキングへ■



李仁夏

在日大韓基督教会川崎教会名誉牧師で社会福祉法人青丘社理事長の李仁夏(イ・インハ)、間質性肺炎のため東京都大田区の病院で6月30日死去、83歳。

1925年韓国・慶尚北道生まれ。41年来日、52年東京神学大卒。カナダ留学後、帰国を試みるも果たせなかった。となる。59年在日大韓基督教会川崎教会の牧師となり、同市を拠点に在日韓国・朝鮮人に対する就職差別の解消や、元軍人・軍属に対する援護法の国籍条項撤廃などを求める運動に取り組んだ。91-03年まで「在日の戦後補償を求める会」の共同代表を務めた。

■人気blogランキングへ■



随筆家の佐々木久子、6月28日死去、78歳。

1930年広島市生まれ。広島女子商業か、広島大学卒業。単身で上京。55年雑誌「酒」の編集長となり、97年の休刊まで約30年にわたって務めた。その間、全国各地を歩いて地酒を発掘するなど、日本酒に関して発言し続けた。著書に「酒に生きるおやっさん」「わたしの放浪記」など。

広島カープの熱烈なファンとしても知られ、66年「広島カープを優勝させる会」を結成、代表世話人を務めた。

■人気blogランキングへ■



moriokamasako.jpg

広島県で民間初のユースホステルを開いたユースホステル経営者の森岡まさ子、5月13日死去、98歳。

1910年広島県甲奴郡上下町生まれ。上下高等女学校卒業。戦前に新聞記者の森岡敏之と結婚。その後、京都大学イタリア語科の講師フォスコ・マライーニの秘書となる。

戦後、広島県公認高等文化女学校を設立、同校長に就任。59年原爆症の夫・敏之と広島県内初の民営ユースホステルを開設、自宅4畳半からのスタートだった。67年夫を亡くした後も経営を続け、「森岡ママ」と呼ばれ多くの人に愛された。

91歳で結腸の腫瘍摘出の手術に成功し、「出逢いは宝」を出版。92歳で「エイジレス章」授賞。
■人気blogランキングへ■