政財界から文化・スポーツまで、秀でた功績を残した人々の死亡記事-obituary-で綴るブログ「死亡欄」。(敬称略)
Today's Obituary


08templeto0.jpg

米投資家のジョン・テンプルトン(John M. Templeton)、肺炎のためカリブ海のバハマの病院で8日死去、95歳。

1912年テネシー州生まれ。高校卒業後、エール大学に進み、さらにオックスフォード大学で法律の学位取得。学生時代に産業資本家について研究。

証券会社を経て40年に投資カウンセラーとして独立。54年グローバルファンドを設立するなど、50年代に複数のファンドを立ち上げて成功。海外への投資の先駆者として知られ、注目される前の日本株への投資も積極的に行った。

73年テンプルトン賞を創設。宗教などの分野で功績のあった人物に贈るは高額の賞金で知られ、宗教分野のノーベル賞とも呼ばれる。故マザー・テレサらが受賞。87年テンプルトン財団を設立。





数学思想史家で立教大名誉教授の村田全、胃癌のため群馬県高崎市の老人ホームで6日死去、84歳。

1924年神戸市生まれ。48年北海道大学理学部数学科卒業。同大学助手(数学科)を経て高崎市立短期大学教授、立教大学理学部助教授、同教授となる。89年定年退職。その後、桃山学院大学文学部教授、94年定年退職。

この間約3年フランス高等科学研究所(IHES)研究員、フンボルト大学交換教授などを歴任。立教大学名誉教授。

著書に「ブルバキ数学史」など。




陶芸家の辻協(本名:協子)、肝臓癌のため東京都稲城市の病院で8日死去、77歳。

1930年東京都生まれ。女子美術大学卒業。日本陶磁協会賞受賞。陶芸家の辻清明(4月15日死去)と結婚後、作陶を始める。62以降夫婦で2人展を開催。女性で初めて日本陶磁協会賞を受賞。女性陶芸家の草分けの1人。