
中央アジア・キルギスの作家チンギス・アイトマートフ(Chingiz Aitmatov)、肺炎の合併症のため独ニュルンベルクの病院で10日死去、79歳。
1928年生まれ。父親はスターリンの大粛清で処刑された。53年キルギス農業大学卒業。ソ連作家同盟文学研究高等文学過程終了。畜産技師として働きながら文筆活動に入えい、52年から作品を発表し始める。57年ソ連作家同盟会員となる。
58年中編「ジャミーリャ(邦訳・絵の中の二人)」を発表。ルイ・アラゴンの翻訳なども手がけ、国内外から注目される。59年に共産党党員となる。63年「山と曠野のものがたり」でレーニン賞を受賞、68年国家賞を受賞。80年スターリン時代の過去、現代、SF的未来が融合した「一世紀より長い一日」などでソ連社会の病状に正面から取り組む改革派作家の地位を確立した。ソ連のペレストロイカ(改革)期に創作活動の自由化を唱えた。
89−90年までソ連人民代議員、90年大統領評議会メンバー、90−91年12月まで駐ルクセンブルク大使を務めた。
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