政財界から文化・スポーツまで、秀でた功績を残した人々の死亡記事-obituary-で綴るブログ「死亡欄」。(敬称略)

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ポーランド文学者で翻訳家、詩人の工藤幸雄、肺癌で5日死去、83歳。

1925年中国・大連(旧満州)生まれ。 東京大学文学部仏文科卒業。在学中より翻訳活動を始める。米インディアナ大学大学院に留学。共同通信社記者を経て、ワルシャワ大学日本学科講師として7年間ポーランドに暮らす。帰国後の77年多摩美術大学教授となる。ポーランドの自主管理労組「連帯」を支援し、81年から10年間「ポーランド月報」を発行。ポーランドを代表する映画監督アンジェイ・ワイダ氏の主要作の日本語字幕も手掛けた。

95年ポーランド演劇を世界に広めたとして国際演劇協会のポーランド・センターから「スタニスワフ・イグナチー・ビトキエビッチ賞」を受賞。

ポーランド語のほか英語、ロシア語、フランス語による翻訳も手がけた。

著書・詩集に「ぼくの翻訳人生」「十一月」「ワルシャワの七年」など。 翻訳作品には19世紀のポーランドの国民的詩人アダム・ミツキエビッチの長編叙事詩「パン・タデウシュ」や「ブルーノ・シュルツ全集」などがある。
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