エリオ・グレイシー - 2009.01.30 -
ブラジル発祥のグレイシー柔術創始者、エリオ・グレイシー(Hélio Gracie)、リオデジャネイロ郊外の病院で29日死去、95歳。
1913年ブラジル生まれ。講道館で柔道を学び、普及のために世界武者修行した前田光世の影響を受けて、他流試合用にアレンジしたグレイシー柔術を考案したとされる。ブラジリアン柔術十段(赤帯)。「グレイシー柔術アカデミー」総裁を務め、30年代からバーリ・トゥードを戦い始め、約20年間無敗を誇りブラジルスポーツ界の英雄となる。
51年リオデジャネイロ市で加藤幸夫とブラジリアン柔術ルールで対戦し引き分け。同年再戦しエリオの一本勝ち。同年同市で木村政彦と対戦し敗れた。43歳で弟子のヴァウデマー・サンターナと3時間以上の激闘の末敗れ、現役引退。
「400戦無敗」とされる三男のヒクソン・グレイシーら多くの息子や孫を柔術家として育てた。08年ヒクソンを会長とする全日本柔術連盟(JJFJ)の相談役に就任した。
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2009-01-30 │ スポーツ(foreign) │ コメント : 0 │ トラックバック : 0 │ Edit