政財界から文化・スポーツまで、秀でた功績を残した人々の死亡記事-obituary-で綴るブログ「死亡欄」。(敬称略)
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ケネディ、ジョンソン両政権で国防長官を務めたロバート・マクナマラ(Robert Strange McNamara)、6日死去、93歳。

1916年カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。37年カリフォルニア大学バークレー校で経済学専攻。39年ハーバード大学ビジネススクールでMBA取得。企業に勤めたのち40年ハーバード大学で教鞭をとる。43年陸軍航空隊に入隊。対日戦略爆撃にB-29の大量投入を提案するが、東京大空襲の無差別爆撃では上官に抗議。

46年経営難だった世界第2位の自動車会社フォード・モータース入社。60年フォード家以外から初めて社長就任。
その5週間後、61年44歳で国防長官としてジョン・F・ケネディ政権に入る。国防情報局(DIA)と国防調達庁(DSA)を設立。ベトナム戦争を独自の分析や計画立案によって指揮し、「マクナマラの戦争」とも呼ばれた。68年戦局の悪化、ジョンソン大統領との軋轢により辞任。

その後68年-81年まで世界銀行総裁を務める。
95年回顧録を出版し、自らが泥沼化のきっかけをつくったベトナム戦争は間違いだったと指摘し、大きな反響を呼んだ。03年長時間インタビュー「フォッグ・オブ・ウォー」がアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門を受賞。

■DVD:フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ 元米国防長官の告白
■本:果てしなき論争 ベトナム戦争の悲劇を繰り返さないために





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