
フランスの社会人類学者・思想家クロード・レビ=ストロース(Claude Lévi-Strauss)、10月31日死去、100歳。
1908年ブリュッセルのユダヤ人家庭に生まれる。パリ大学で法学、哲学を専攻。30−39年までブラジルの大学で教鞭をとり、ボロロ族の現地調査などを行う。39年帰国して西部戦線に従軍。41−44年までナチスの迫害を逃れて米国亡命。音韻論などの構造言語学の方法論を着想し、戦後フランスで実存主義と並ぶ思想的流行となった構造主義思想を開花させる。
49年論文「親族の基本的概念」で構造人類学を樹立した。55年ブラジルでの旅の記録をまとめた「悲しき熱帯」を出版。58年論文「構造人類学」を発表。59年コレージュ・ド・フランス教授に就任。62年論文「野生の思考」を発表し、サルトルの実存主義を強烈に批判した。
73年フランス学界最高権威のアカデミー・フランセーズ正会員に選出された。同年エラスムス賞受賞。
■著作:構造人類学
■著作:野生の思考
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