
日本中世文学・比較文学者で筑波大名誉教授の小西甚一、肺炎のため26日死去、91歳。
1915年三重県生まれ。40年東京文理科大学卒業。東京教育大学教授、スタンフォード大学客員教授、プリンストン大学高等研究員、筑波大学副学長を歴任。飯尾宗紙の連歌や世阿弥の能を研究、松尾芭蕉の俳句にも造詣が深い。
35歳のとき日本文学と中国文学を比較研究した「文鏡秘府論考」で学士院賞受賞。92年古代から三島由紀夫までの日本の文芸を初めて世界の中で位置づけて分析・批評した「日本文藝史 全5巻」で大佛次郎賞を受賞。99年文化功労者顕彰。
著書に「梁塵秘抄考」「能楽論研究」「俳句の世界」など。高校生用の受験参考書「古文研究法」は国文学入門書として広く読み継がれている。
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