政財界から文化・スポーツまで、秀でた功績を残した人々の死亡記事-obituary-で綴るブログ「死亡欄」。(敬称略)

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平和活動家でベ平連創設者でもある作家の小田実(Oda Makoto)、東京都中央区の病院で30日死去、75歳。癌で闘病中だった。

1932年大阪市生まれ。57年 東京大学文学部言語学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科西洋古典学専攻修士課程入学。58年フルブライト基金を受け、ハーバード大学大学院に留学。68年世界各地を旅行し「何でも見てやろう」を出版、ベストセラーとなった。70年開高健や高橋和巳らと季刊同人誌「人間として」発刊。60nennannpo

60年安保の時期から平和運動を開始する。ベトナム戦争期に「ベトナムに平和を! 市民連合」(ベ平連)を結成。湾岸戦争終結後の91年米紙ニューヨークタイムズに「国際紛争は武力では解決できない」(International conflict cannot be resolved by military force)とする意見広告を掲載する81人の呼びかけ人に名を連ねた。近年は護憲を掲げる「九条の会」の呼び掛け人の1人となる。

97年「アボジを踏む」で川端康成文学賞受賞。「HIROSHIMA」でアジア・アフリカ作家会議ロータス賞。

92年から2年間ニューヨーク州立大学で「日本学」を教える。ほかメルボルン大学、西ドイツのベルリン自由大学などで教壇に立った。妻は在日朝鮮人の画家玄順恵(ヒョン・スンヒェ)。




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