政財界から文化・スポーツまで、秀でた功績を残した人々の死亡記事-obituary-で綴るブログ「死亡欄」。(敬称略)

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昭和歌謡史に名を残す作詞家で作家の阿久悠(本名・深田公之)、尿管癌のため慈恵会医大病院で1日死去、70歳。

1937年兵庫県津名郡鮎原村(現:洲本市=淡路島)生まれ。59年明治大学文学部卒業、広告代理店宣弘社に勤務。65年フリーとなり、執筆活動に入る。同年ザ・スパイダースのデビュー曲「フリフリ」のB面「モンキー・ダンス」で作詞家デビュー。ペンネームは「悪友」のもじり。
尾崎紀世彦「また逢う日まで」、沢田研二「勝手にしやがれ」、山本リンダ「どうにもとまらない」、森昌子「せんせい」、都はるみ「北の宿から」など5000曲以上を作詞。日本レコード大賞を5回受賞するなど、ポップスから演歌まで幅広いジャンルでヒット曲を生みだした。番組「スター誕生」の審査員としてピンク・レディーや山口百恵、桜田淳子を発掘した。

78年小説「ゴリラの首の懸賞金」で作家デビュー。74年直木賞候補となった小説「瀬戸内少年野球団」はその後映画化された。82年「殺人狂時代 ユリエ」で横溝正史賞受賞。家族を題材とした「家族の神話」「家族元年」のほか恋愛小説「絹婚式」「もどりの春」など小説家としても活躍。
短編小説集「恋文」、長編小説「ラヂオ」はラジオドラマ化され、NHK-FM放送「ラヂオ」はギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞を受賞。

97年に14枚組CD全集「移りゆく時代、唇に詩」を発売、新作歌詞100篇を収録した「書き下ろし歌謡曲」を刊行。同年第45回菊池寛賞を受賞。99年紫綬褒章。00年掌編小説集「詩小説」で島清(しませ)恋愛文学賞を受賞。

阿久悠 公式HP

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