
フリーカメラマンでポーランドのガリシア・ユダヤ博物館キュレーターでもあるクリス・シュワルツ(Chris Schwarz)、癌のため7月29日死去、58歳。
1948年英ロンドン生まれ。父は39年ナチ侵攻でポーランドから移住。子供のころから写真に惹かれ、17歳で学校を辞めて、フリーカメラマンとして世界を旅する。
最初にポーランドを訪れたのは81年。共産主義崩壊後の91年再訪。ユダヤ人の墓や駐車場になっているかつてのシナゴーク、崩壊したハディッシュの学校などの撮影を続けた。
04年クラクフで家具工場跡にガリシア・ユダヤ博物館を創設。「記憶の跡」と題した展示物は彼の作品150点ほかを納める。なお、ポーランドは戦前に350万人のユダヤ人が居住し、ヨーロッパ最大のユダヤ人人口を抱えたが、ナチによって300万人が虐殺された。
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