
「鍵盤の帝王」の異名をとったジャズピアノの巨匠オスカー・ピーターソン(Oscar Peterson)、腎臓疾患のためカナダ・オンタリオ州ミシソーガの自宅で23日死去、82歳。
1925年カナダケベック州モントリオール生まれ。5歳より父にピアノとトランペットを習うが、肺結核のため7歳でピアノに専念。「魔法の指を持つ少年」といわれた。アート・テイタムやナット・キング・コール等の影響を受ける。
49年ニューヨーク市のカーネギー・ホールにて米国進出。レイ・ブラウン、ルイ・アームストロング、エラ・フィッツジェラルド、カウント・ベイシー、スタン・ゲッツら著名アーティストと共演。白人が主流だった50年代の欧米音楽界で成功した数少ない黒人音楽家となる。59年ノーマン・グランツが創設したヴァーヴ・レコードと契約。73年グランツのパブロ・レコード創設で、同レーベルでも名盤を残した。
グラミー賞7回受賞など、数々の音楽賞を総なめにした。93年脳梗塞で倒れるが、リハビリを重ね復帰していた。99年第11回高松宮殿下記念世界文化賞(日本美術協会主催)を受賞。
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