
英国出身のSF作家アーサー・C・クラーク(Arthur Charles Clarke)、心臓発作のため移住先のスリランカで19日死去、90歳。長年ポリオ後症候群を患い、車いす生活だった。
1917年英国の南西部サマセット州マインヘッド生まれ。第2次大戦中は英空軍でレーダー実験や電波探知法に携わり、45年通信衛星を静止軌道で使う理論を発表。同理論はその後実現した。戦後ロンドン大学のキングス・カレッジに入学、自然科学を専攻。大蔵省に勤めるがすぐに退職。
46年小説「太陽系最後の日」でデビュー。53年「幼年期の終わり」、68年スタンリー・キューブリック監督と共同脚本を執筆した「2001年宇宙の旅」を発表。続編として小説「2010年宇宙の旅」「2061年宇宙の旅」「3001年終局への旅」を書き継ぐ。このほか宇宙や未来をテーマとした作品を多数発表。
73年「宇宙のランデヴー」でヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。79年「楽園の泉」でヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。95年英リバプール大の名誉博士号、00年英国ナイト爵位を授与。
56年スリランカに移住。60-70年代にはロバート・A・ハインライン、アイザック・アシモフと並んでビッグ・スリーと称されるSF界の大御所として活躍。
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