政財界から文化・スポーツまで、秀でた功績を残した人々の死亡記事-obituary-で綴るブログ「死亡欄」。(敬称略)
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歌人の前登志夫、肝硬変のため奈良県下市町の自宅で5日死去、82歳。

1926年奈良県吉野郡生まれ。同志社大在学中に徴兵され中退。戦後、詩人として出発。51年奈良の吉野に戻り、前川佐美雄を訪問。56年詩集「宇宙駅」刊行、やがて短歌に転じる。58年以降吉野連山で林業に従事するかたわ短歌をつくる。自然や土俗の神々との交流をテーマとし「山の歌人」という独特の地歩を築いた。

「山繭の会」主宰。78年「縄文紀」で迢空賞、93年「鳥獣蟲魚」で斎藤茂吉短歌文学賞、98年「青童子」で第49回読売文学賞受賞、「流轉」で第26回現代短歌大賞を受賞。05年全業績により第61回日本芸術院賞文芸部門受賞、併せて恩賜賞受賞。
他の歌集に「子午線の繭」「霊異記」、エッセーに「存在の秋」「森の時間」など。



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